【2024 新作】 怪しい御三家の一角で最もまともなスーパーレーダー　整備品です ラジオ・コンポ

ラジオマニアの方々には怪しいBCLラジオ御三家についてご存知の方も多いでしょう。御三家とは今回のEB-1200(確か前回はサンダイヤ製でしたが今回はMARUZEN製)栄電機CF-1889、名電工業Rajisan MK-59です。その共通点は:1)ボディが大きく立派な革張りである(実はクラリーノ、躯体はハードボーダー)が、軽い。2)バンド数は6〜１２と多いが切替は6チャンネルしかない3)基本は香港製(CF-1889は日本製の記載は有るものの極めて怪しい)4)何れも全く知名度の無いメーカーから出されていて定価と売価の差が非常に大きい(当時スーパーレーダーは定価￥43000だが売価は¥15000位)Rajisanは此方で8台、CF-1889は2台を扱いました。スーパーレーダーは今回が4台目です。大体半年に一台位が目に止まってポチっています。CF-1889はQCが酷いので取扱いをやめました。小生の独断でこの3台を比較すると、デザイン、感度、音の全てでこのEB-1200がトップ、ドンケツはCF-1889でした。Rajisanは悪くは有りませんが全体の造りが甘く、AMの感度も今一つです。EB-1200はこれが当時の香港製かと目を疑うほど(失礼)良く出来ています。もう少しアクセサリやチューニングメーター等のBCLファンが喜びそうなギミックを付け、正直に¥15000を定価として売っていれば、もう少し売れたのではないかと思います。今回オークションで落札。ジャンクで知名度も低いはずですが、結構な落札価格だったのは最近の傾向でしょうか。当初FM受信が出来ず焦りましたがダブルスーパーのスイッチを切る事で正常に動作しました。多少演出があるのか短波ではこのスイッチ、結構効果的です。Φ9cmのフェライトスピーカー、大きな躯体で楽々と良い音が出ます。細部に突っ込まなければ外見も見栄え良し。洗剤でクリーニングし、ツマミを外してバンド切替スイッチ、メインスイッチ他の接触を確認、接点復活剤塗布、内部の埃除去等一通り整備しました。機能、性能に問題は有りません。汚れは少なく、錆も出来るだけ落として防錆剤を塗っていますがネジ類は駄目です。全バンド受信します。ダブルスーパーの切替をお忘れ無く。アンテナは伸縮、旋回可の完品、ACはコード内蔵でそのままお使い頂けます。

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